2009年09月14日11:23それは残念
テニスの全米オープンが開催されています。去年は、錦織くんの活躍で随分騒がれましたが、今年は、日本人選手がこぞって敗退したこともあって、あまり騒がれてません。

ごま桃も見てはいますが、日本人選手がいなくなって、淋しいと思っていながら、さすがにセミファイナルとなれば、気になるところ。

勝ってほしかったナダルはデルポトロ(新生です。錦織くんとジュニアで戦った経緯もあります)に負けてしまったし、だけど、それはそれでデルポトロがフェデラーとどんな戦いをするのか楽しみでもあります。



そんな中・・・・・






女子のセミファイナル。セリーナ・ヴィーナス 対 キム・クリスターズのカードです。
第1セットを落としたセリーナは、ラケットをコートに叩きつけて折ってしまい、コートバイオレーションで罰金を科せられていました。
そして、運命の第2セットで事は起こったのです。


6-5とクリスターズがリード。第12ゲーム、セリーナのサービスゲームながらクリスターズがリードし、あと2ポイントでセリーナが負けちゃう場面となりました。


セリーナのファーストサーブ。










フォルト(失敗)









セカンドサーブ(サーブは2回打てます)セットポジション。









そして、サーブを打った瞬間。









フットフォルト(コートのラインを踏んじゃったので失敗扱い。これでクリスターズのポイントになります。つまり・・・・・)









あ~・・・・あと1ポイントで試合終わっちゃうじゃないか。









ジャッジに怒ったセリーナは、線審に暴言を吐き・・・・・・・・・
主審から、ポイントペナルティー(相手に1ポイントつきます)を言い渡されてしまいました。








つまり、試合終了~困った








こんな終わり方ですかっびっくり










勝負にこだわっているから、真剣にやっているから、頭にくることがあるのですが、
でも、そのメンタルコントロールっていう厄介なものが、勝負の8割を占めるとも言われています。
人間ですから、時には感情を抑えきれなくなって爆発することもあるでしょう。
でも、試合中はそれはタブーなのです。
別の所でコントロールできなくても、本番はいけない。
メンタルコントロールが出来なければ、自分を見失って、実力も出せないし、
何はともあれ、判断力を失ってしまうのです。これが1番怖いことです。



冷静な判断力がセリーナにあったら、
暴言を吐いてペナルティで試合が終わる可能性を避け、
前向きに次のポイントに向けて集中していたはず。
負ける可能性を勝つ可能性に変えることも出来たに違いありません。




セリーナは、TOPアスリートです。





そんな彼女でもメンタルコントロールで失敗すると試合で負けるのです。
彼女だけじゃない。
フェデラーだって、コントロールを失って集中力を欠き、
その試合は負けています。





これは、どのスポーツにも通用することだと思っています。
特に、個人競技では。





ジムカーナも例外じゃないとごま桃は考えます。






さぁ、あなたは本番でどれくらい自分をコントロールしてますか。

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